from KL [iznewsハイライト] May 1997(アジアネットワーク研究所/クアラルンプール)
Date: Tue, 6 May 1997 13:57:41 +0800 From: izumi@anr.org (Izumi Aizu) Subject: [iznews 708] Getting Connetcted!! やっとつながりました。 というと、何をいまさらと思われると思うのですが、ようやく ただいま、KLのローカルのプロバイダー経由でインターネット にアクセスすることができたのです。 申し込んでから2週間、音さたなかったので、JARINGの偉い さんにファックスで催促したところ、やっとアカウント情報が連絡 されて、それからまたいろいろ苦戦の結果です。 何というか、ツキがないというか。 昨日夕方、自宅からトライしようとしたところ、なぜか電話回線が 死んでいるのです。どうやら、前に私のアパートにいた人物が料金 不払いでドロンしたののツケがまわった模様です(まだ原因わから ず)。外からもかからず、こちらからも発信不可能なのです。 そこで、今朝オフィスからやってみたのですが、モデムをつないだら 電源アダプターから煙が・・・・。これで服部さんから差し入れの USロボティクスモデムが使用不可に。原因はどうも中古トランス が高電圧を出しているようです。すでにMOとHDをやられていたの ですが、まさか・・・。甘かった。 そこで、とぼとぼ自宅まで歩いて、自宅から東京にはうまくつながら ない、こちらで買ったマック用のBOCAMODEM でつないでみました。 するとどうでしょう、秘書の久保田さんのマシンからはすんなり入れ たのです。万歳! ところがです。まだまだ。私のマシンでやってみると、これが駄目。 「シリアルポートがふさがっている」とエラーメッセージ。 あれこれ30分以上やっても駄目。、八方ふさがりで落ち込んで。 でも気をとりなおしてフリーPPPのソフトの設定を変えてみたら、 ジャジャンとつながったのでした。メールも無事読めました。 ネットスケープも。 これでようやくバカ高い国際電話でのアクセスとも、きっとお別れです。 1ヵ月近くたって、どうにかKLに定住という実感が湧いてくるように思 います。 こちらの事情に詳しい人に最初からお願いしていればこういう苦労は しなくて済んだと思います。でも反対にどこでどう困るかは実によく わかりましたので、すこしは次の人へのアドバイスができると思います。 これで、いろいろなレポートももう少しペースを上げてできるでしょう。 ちょっと安心しました。
会津 泉 さて、8日夜から、パソ協(日本パーソナルコンピューター ソフトウェア協会)ご一行様のアテンドで、朝7時から夜12時まで びっしりです。アクセスする時間もなくて。デザインオートメーシ ョンというCADの会社の竹原社長(パソ協会長)が率い、ジャスト システムの浮川社長どが主なメンバーです。 昨日は首相訪問もありました。だいぶ待たされましたが、でも 総勢30名近くと、首相府の大会議室で1時間近くも会えたのです。 日経新聞にも出ていましたが、2カ月の休暇ということで波紋を 招いています。真相は、こちらでもよくはわかりません。 今日も、休日ですがMSC地域の視察があって、夜10時までかかります。 これからヘリコプターで上空から見るのです。 私は遠慮しましたが(連続して墜落事故が起きていたりして・・・)。 で、あしたは朝一番の便で東京に。13-14日が会議なもので。 16日夜に戻ります。17日は朝10時からMSCの中核、サイバージャヤという情報都市の起工式。あっという間に忙 しくなっています。MSCの現況など、いずれ報告したいと思います。
会津 泉 昨日今日と、日本のパソコンソフトのメーカーの経営者の方と ずっとおつきあいしてMSC関係の組織を回ってみました。 「優遇措置」について知ることを求め、「問題点を知りたい」と おっしゃるのです。そのこと自体は当然だと思うのですが、でも どこか「わがまま」というか、自分たちに都合の良いことばかり 期待=要求するような傾向が感じられて、ちょっと反発していました。 諸々のコストは最大限に安いことを求め、なおかつサービスの質は 日本と同じでないといけないと。そんなことって、無理だと思います。 便利になるってことは、それだけの社会的コストがかかることで、 その負担をしないで、税金も払わないで、優遇だけしてもらおうというの では、アジアの国からまともに相手にされないのでは、と感じました。 すべては対等の関係をつくるというところから考えるべきでは・・。 というのは書生論でしょうか? 日本にマレーシアの企業が立地進出するときに、同じだけの優遇措置って できるのでしょうか? 自宅の電話はどうにか直りました。 ありがたいと思って、インターネット につないでいます。
会津 泉
尾野さん
ラストスパート、ですね。サンフランシスコの図書館は、 たぶん市立図書館だと思います。93年にINETの際に訪問 したときは、まだ設計図だけでしたが、きっと素晴らしいもの ができたことでしょう。
全館インターネットにつながって、テクノロジーのショーケー スになりそうな勢いの構想でしたが。
しかし、全米をこれだけ回るのって、
ちょっと例がないですね。きっと尾野さんのことだからいっぱい 吸収されたことでしょう。
私は東京での慌ただしい数日が過ぎ、これからKLに戻ります。 Information Imperative という会議で、伊藤さんや 杉井さん、細江さんなど、このリストのメンバーと一緒に なりました。「情報社会の権利と義務」がメインテーマ。 議論中心の会議。英語主体だったので、日本側の発言が 少々少なかったかな。
そういえば、TOFELの平均点で日本は世界で160番目とか 新聞に出ていましたっけ。たしかに、辛いものがありますね。
明日は早朝から、サイバージャヤの「起工式」です。 マハティール首相が、MSCの中心となる「情報都市」 のクワ入れをするセレモニー。KLから南に40-50分 車で走ったところのはずです。進出を表明した企業の アドバルーンが上がる予定のようです。
すぐ、18日から、マハティール首相はヨーロッパへMSCの 売り込みに。MSCの主要な関係者は全員出かけるようです。 この時期にKLに来られる人にはタイミングはよくありません。
では、行ってきます。
会津 泉
土地の開発に35億ドルで、これは、MDCと現地企業、州政府、NTTによ る合弁会社のサイバービュー社が出すようです。そのうち3分の1は、 土地買収経費のようです。
他に、テレコムマレーシアが、25億ドルを通信インフラに投資します。 これは2.4-10Gの幹線を敷設するもので、来年4月には完成とか。 サイバージャヤは、全部で7000haの区域の都市となり、うち2800haが 当初の開発予定地で、そのうちの750haが第一期工事で、来年末までに 完成すると発表されています。ここにマルチメディア大学とか、各社の 拠点、たとえばテレコムマレーシアやNTTの研究開発センターなどが立 地する予定です。
では、詳しくは明日の後にまたレポートします。
会津 泉
■マハティール首相のスピーチ:
10万人の知識ワーカーを含む住民のビジネス、居住、レクリエ ーションのニーズを満たし、10Gビットの通信インフラで、高速 で音声と画像をサイバージャヤおよび世界中に通信可能とします。 これによって、マルチメディアのフラッグシップ・アプリケーシ ョン、対話型マルチメディア、先進の電話、移動通信などをサポ ートできます。便利で効率的な交通、さらにソフトインフラのパ ッケージで支えます。新しい一連のサイバー法で、マルチメディ ア産業の成長を完全に支えます。
また、人と環境と技術の共生による調和を追求します。技術は 環境のなかで人を支え、ユーザーそして環境にフレンドリーなも のとなります。この開発はまた、霊魂、精神、肉体の健康を支え ます。文化と社会環境も、柔軟でリラックスできるものとなりま す。こうしたことで、米国のシリコンバレーにも匹敵する創造的 な革新を生みだす環境ができるでしょう。
これにより、産業社会の経済から、情報社会のマルチメディア 経済への移行、グローバルな競争経済への移行が期待できます。 しかし、マルチメディア技術とはそれ自体が目的なのではなく、 他の多くの産業の触媒役となるのです。それによって、貿易、商 業、全産業の生産性などの向上に役立ち、将来の数世代の発達に 貢献できるのです。
このMSCには、昨年の開始以来、世界の多くの企業などから素晴 らしい反応を頂いてきました。国際顧問委員会には、世界のトッ プ企業の代表や学識者が連なり、MDCが先導した米国、日本、イ ンドへのミッションは大成功をおさめ、今月はもう一つ、ヨーロ ッパに行きます。」
式がすべて終わると、首相一行は別のテントの展示場に。われ われは、軽食と飲物の用意されていたテントへ。去年の夏のマル チメディアアジア96でパネルが一緒だったので、レオー・モギ 郵電相に挨拶したら覚えていてくれて、ずいぶん親しく話をして もらえました。同じくTMのモハメド社長にも挨拶をしました。 マレーシアに研究所をつくったと説明したら、二人とも歓迎して くれました。
幸い曇がちで陽光はそう強くなかったのですが、それでも熱気 のせいか暑い朝の式典でした。
いつもながら、マハティール首相のMSCへの情熱と自信の大き さが際立っていた印象が強い一日でした。
以上、速報要約版でした。
会津 泉
私もいきなり短いプレゼンをさせられたのですが、参加者は30余名。 ほとんどがアジア途上国のUNDP職員。
後発途上国の国別のレポートが、貴重な情報でした。 詳しいレポートは追って書きますが・・・。
参加国でいうと、名簿には
インド、中国、ネパール、イラン、ベトナム、ブラジル、サモア、 ミャンマー、フィリピン、モンゴル、ブータン、スリランカ、 マレーシア、中国、インドネシアなどの国の名前が出ていました。
残念ながら、日本からは参加ゼロですね。
AIIIなどはずいぶん期待されているようですが。
アセアンに加盟すれば、状況は好転することが期待されるようです。 アメリカが反対していますが。
その他、ブータン、イラン、ベトナムなども、すこしずつインターネットに つながる方向に進んでいるようです。
では、あとはまた追って書きます。いろいろ宿題が溜まりますね。
会津 泉
おととし、昨年はいずれも30名を越える参加者だったのに、 インターネットブームは、やっぱりブームだったのかな、 と思ってみたりします。
締め切りは、今日くらいまでなのですが、今月中ならまだ 大丈夫のようです。参加費は、たしか20万円ほど。
全体は、私が一応ひととおりおつきあいする予定です。 MSCの話しなどもできますし、石田先生、村井さん、高橋徹さんと、 日本インターネット協会の会長、副会長、事務局長を囲む会も予定 しているのです。
詳しくは、JTB虎ノ門支店の井上恵理さんまでお問い合わせを。 メールアドレスが、KYD00576@niftyserve.or.jp で、彼女もこのリストの 最初からのメンバーでもあります。 >井上さん、宣伝をどうぞ。
ということで、どうぞよろしく。
会津 泉
今回は、主にNTTさんとの研究会と、
30日昼にKLに戻ります。
予定びっしりなのですが、28日か29日の夜に、小懇親会など できるかもしれません。
どなたか、つきあってくださる方が、いれば・・・。
おとといから、日経コミュニケーションの水野さんが取材に いらっしゃりました。来週は、朝日新聞の斎藤さん。 皆さん、このリストのメンバーです。
UNDPの会議もなかなか有意義でした。
会津 泉
で、最初から来られる人、だれか、携帯電話を お持ちでしたら、ここに番号を教えてもらえると 移動しても安心なのですが・・・。
イレーヌ、いらっしゃい。忙しそうですね。 たしかに、ネットワーク管理者が生徒になるというのは、 日本のめでぃあきっずでもあった現象です。 山口県の光中学とか。
竹内さん、水野さんと会えて、よかったですね。 MSCについては、私は肯定的にみながら、かつ客観的というか 批判的にもみようと思っています。
「評論家」にはなりたくないし、なれないし。 推進することを前提にしながら、提灯もちではなく。
会津 泉
私は、たぶん7時半頃になるかと思います。
しかし、わかば、ってお店、入れるのでしょうか? ま、なんとかなるのでしょう。
会津 泉
東南アジアに新しい場を求めるということでは、 同じ方向を向いた仕事ができると思います。
一度、ゆっくりガス抜き(?)をされた上で、 新しい挑戦を始められることをお薦めします。
私も及ばずながらお手伝いをさせてください。
会津 泉
といって、参加されないでメッセージを読まれているだけの 方には申し訳ありません。
なんとか、二日酔い寸前位の状態ですみました。 関口さんと仕事の打合せもできたし。帰りの車のなかで。
銀行の入金のチェック、ン十万円にもなった 4月5月の直通国際電話代の請求書との対面など、思わず 酔いも吹き飛ぶ朝の始まりです。 慣れない資金ぐりなど しています。
余談はさておき、頑張りましょう、はい。
会津 泉
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